ボリュームのチェック

2003 年 3 月 25 日:作成


ソフト

DVD-R に焼く前に DVD ボリュームの再生をして、 動作をチェックします。 PowerDVD XP を使用します。 また、チャプタが正確な位置に打てているかどうかを IFO Edit でチェックします。

PowerDVD XP による再生チェック

PowerDVD XP
プレーモード選択ボタンを押してIFO モードを選びます。

PowerDVD XP
VIDEO_TS フォルダ内にある VIDEO_TS.IFO を選択して、 開くボタンを押してください。 すると、再生が始まりますので、チャプタが希望の場所に打てているか、 メニューは正常に動作するかなど、一通りチェックしてください。

IFO Edit によるチャプタ位置チェック

チャプタは GOP の先頭にしか打てません(DVD-Video 規格の制限)が、 正確に指定したフレームにチャプタが打てているかどうかチェックします。 PowerDVD XP での再生チェックだけで問題ない場合には、 ここまでする必要はないと思います。

IfoEdit を起動したら、左下のOpenボタンを押して、 VIDEO_TS フォルダ内にある VTS_01_0.IFO を開いてください。
以下のような情報が表示されます。

PGC_1 (program chain): [Title(TTN): 1] [00:00:13.28 / 30 fps] (Programs: 4) (Cells: 4) (users VOB-IDs: 1)
  [Ch 01] [Pg 01] [Cell 01] [V/C Id:  1/ 1]          : time: 00:00:01.29 / 30 fps     [Pos: 00:00:01.29] [Frames: 59]
  [Ch 02] [Pg 02] [Cell 02] [V/C Id:  1/ 1]          : time: 00:00:04.00 / 30 fps     [Pos: 00:00:05.29] [Frames: 179]
  [Ch 03] [Pg 03] [Cell 03] [V/C Id:  1/ 1]          : time: 00:00:04.00 / 30 fps     [Pos: 00:00:09.29] [Frames: 299]
  [Ch 04] [Pg 04] [Cell 04] [V/C Id:  1/ 1]          : time: 00:00:03.29 / 30 fps     [Pos: 00:00:13.29] [Frames: 418]

最後の部分の Frames というに書いてある数字が チャプタポイント探しでメモした数字と同じであれば、 正確にチャプタが打てています。 なお、最初のチャプタは必ず 0 から始まるため、表示されないようです。 最後の行の Frames は最終チャプタ終了後のフレームを表しているようです。 また、Pos の部分とタイムコードでチェックしてもいいのではないか と思われるかもしれませんが、本来の NTSC は 29.97 fps なのに対して、 ここでは 30 fps で計算しているため、長時間のムービーでは、 かなりズレて表示されてしまいます。 そのため、フレーム番号でのチェックをお勧めします。


戻る

細田 真道: 連絡先